代表が語る
会社の挑戦と想い

Interview


 挑戦と失敗の連続

しかし、ゼロからのスタートは失敗の連続だった。甘藷が期待通りに育たず、商品にできる質がなかなか確保できなかった。販売ルートの確立もできず、赤字に悩んでいた。こうした状況を打開できたのは、周囲の農家のアドバイスのおかげだった。「周りの農家の方から“こうするといいよ”と親切に教えていただいた。農業の方は農業の苦労を分かっているので、本当にありがたかった」と石井代表取締役は振り返る。

また、当初は作付け面積2.5ha出始めたが、これは採算が合わず、「県から耕作放棄地を紹介していただいたおかげで、土地を見つけることができた」と、県からの支援にも助けられたいう。ひたちなか市長砂にある約5.3haの畑は、最初は荒れ放題で水はけも悪く、人も近づかないような土地だった。そこで役に立ったのが、本業である建設業だ。土木の技術で陸田を畑に変え、暗渠排水も整備した。耕作放棄地は立派な畑へと生まれ変わり、地元の人からも「治安が良くなった」と感謝された。こうした例からも、建設業と農業の親和性は高いと言えるだろう

 製品の魅力と今後の展望

石井代表取締役が農業に魅力を感じるのは、その「難しさ」にあるという。「建設業も同じだが、天候に左右される自然相手の仕事は本当に難しい。良い芋を作らないと良い干し芋には絶対にならない。だからこそ、成功した時の喜びは何物にも代え難い」同社の製品の特長は、柔らかくて糖度が高いこと。石井代表取締役は「昔のイメージとはかなり違う。従来品の“おやつ”と言うよりも、“スイーツ”に近い」と表現する。

また念願であった低温倉庫が完成し直売所もオープン、焼き芋やタルトなど販売を手掛けた。「まだまだ道半ば」と笑いつつ、「今後の課題は、販路の確保というより良いものをより安く提供すること。吸収できるものは何でも吸収し、建設業を大切にしながら、規模を大きくしていきたい。また、経験が少ない人でもすぐに作業ができるよう、工程の工夫にも取り組みたい。理想を言えば、1年を通じて常に仕事がある状態を作るのが1番」と、石井代表取締役は将来を見据える。

あしたの笑顔をつくる
農産物の生産・加工・販売で明日を作る!!
(干し芋の加工・販売・その他農産物の加工)
私たちユタカファームは、従業員一人一人のスキルアップを図り、自社内でほとんどを生産し、加工することを目指しています。また、高齢者から若年齢の雇用を推進いたしております。

さつまいも畑

畑を耕す様子

さつまいも工場の様子

とれたてのさつまいも


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Company

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